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ドバイ展示会 GITEX Technology Week 2017
2017/12/21

10月8日(日)〜12日(木)の3日間にわたりドバイにて開催された、「GITEX Technology Week 2017」でOTOMOSを出展しました。

「GITEX Technology Week 2017」へ出展するために、日本からおよそ7,800km離れたアラブ首長国連邦のドバイへ訪れました。
関西国際空港から直行便でドバイ国際空港へ行き、そこからドバイメトロに乗って「Dubai World Trade Centre」という会場へ向かいました。
冬の気配が近づいてくる日本とは違い、10月でも昼間は30度を超す夏のような場所でした。飛行機の窓から見た景色では一面の砂漠から突然高層ビル群が立ち並び、突然すぎるその変わり様は圧巻の光景でした。

ここドバイでは数々の世界一のものがあり、かの有名な世界一高い建物のブルジュ・ハリファや、世界一広い国際空港であるドバイ国際空港、世界一大きな人口島のパームアイランド、世界一の噴水(高さ150m)、世界最大のショッピングモール、その中にある世界一大きな水槽などなど、ただただそのスケールの大きさに驚愕するばかりでした。
また、2020年に開催される国際博覧会のため街中至るところで工事が行われており、まだまだ発展していくエネルギーも肌で感じることができました。

「GITEX Technology Week 2017」は、ドバイで開催される中東・アフリカ・南アジア地域最大規模の情報通信関連展示会で、70の国と地域から4100超の企業や政府組織、非営利団体などが出展し、ネットワーク技術、セキュリティ技術、ハードウェア機器(オフィス機器、プリンターなど)、ビジネス・ソリューション、電子政府、携帯電話機器、携帯電話用アプリなど世界屈指のICT(Information and Communication Technology)企業が一堂にドバイに集まり、世界中から14万7千人(2016年実績)が来訪する大規模展示会です。またドバイは国家戦略によってイノベーション拠点に生まれ変わろうとしており、経済規模にして10兆円規模のイノベーション促進政策や基金の設立を立て続けに発表しているなどスタートアップ分野に注力しており、同展示会ではピッチイベントも開催されるなど、資金調達やネットワーク構築を希望するスタートアップ企業には最適な展示会となっています。
日本からもセイコーエプソン、パナソニック、NEC、キヤノン、東芝、ソフトバンクといった大手企業をはじめ、日本貿易振興機構(JETRO)の協賛により、弊社を含む7社が出展しました。
ここGITEXでドバイ政府機関が発表した2020年導入予定の空飛ぶバイク「Scorpion」や、2022年導入予定の無人空飛ぶドローンタクシーなど、目を疑うような近未来的な製品が数々発表されており、会場内は熱気で満ち溢れていました。
このGITEXでお世話になったJETROのドバイ支局でエグゼクティブディレクターを務める西浦克氏は、「ITといえばシリコンバレーに目が向くが、同地はメジャーリーグの超一流の選手が競い合っているようなもの。ドバイにはさまざまなレベルの企業がビジネスチャンスを求めて集結している。イノベーションに対する情熱はシリコンバレーにも劣らず、多くの投資家の目も向いている。日本のベンチャー企業にとってもビジネスチャンスはある」とその可能性を強調しており、実際、弊社のブースにも世界各国の様々企業様が足を運んでくださり、我々のプロダクトに強い関心を持っていただけました。
また、この機会に我々の次のプロジェクトも話す機会をいただくことができ、アラブ首長国連邦の経産省の方々に興味を持っていただいて、なんと次の第8回UAE SME&イノベーションカンファレンスへ招聘される運びとなりました。
ここでも弊社の事業内容を説明させていただくことができ、一緒にビジネスをしたいと声をかけてくださった企業様と共に事業を展開していくことになりました。

今回のGITEX出展により、中東でもビジネスチャンスがあることと当事業の確かな手応えを掴み、非常に実りの多い展示会となりました。